2010-10
2010-09← →ARM armon stm32f103 AVR/PIC両用ライター usbシリアル変換 usbキーボード 簡易ロジアナ、赤外線リモコン信号観測
10月:†
先月のまとめ†
- armon/armbootのブラッシュアップを実施。
- OpenOCDのWindows版ビルドは成功。
今月の目標
- OpenOCDの改造に着手。
- 改造といってもドライバーをいじるだけ。
- オレオレブラスターを作ってみる。
- ライターばかり作ってて良く飽きないね〜。
- だってほら、ライター以外に作りたいものって、無いじゃん。(がっくり)
- 先月のまとめ
- USB-Blaster(もどき)でOpenOCD
- OpenOCD研究:
- Android-x86 v1.6をVMWareで動かす。
- Toshiba AC100(dynabook AZ)にUbuntuをインストールする方法
- OpenOCD : ドライバーの分離実装を考えてみる。
- LPC2388 : armon/armboot用のサンプルアプリケーションを追加
- OpenOCD : ドライバーの分離実装:やや苦戦中
- OpenOCD : オレオレブラスターをでっちあげてみた。
- OpenOCD : オレオレブラスターの続き。
- OpenOCD : またまた挫折か?
- OpenOCD : なんとなく、うまくいっているかも。
- v-usb本家 : vusb-20100715/example
- OpenOCD : オレオレブラスターの第一歩が、動いた。
- OpenOCD : STM32への書き込みに成功!
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その2
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その3
- CPUを設計するべからず
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その4
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その5
- ログ
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : 高速化完了!
- OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : さらに高速化に成功。
- OpenOCD : 次は何しょぅ・・・
- OpenOCD : 次はUSB-Blaster(もどき)用に対応してみたり。
- FRISK-JTAG
- AVR用6PIN-ISPピンヘッダー仕様
- 『Windows Phone 7』がAndroidを上回る理由
- OpenOCD : PIC18spxファームを更新
- OpenOCD : pic18spx ファームだけ高速化
- OpenOCD : PIC18spxをJTAGアダプターにする。
- OpenOCD : STBEE MINIをJTAGアダプターにする。
- OpenOCD : 次のテーマ(予定)
- OpenOCD : 今度はArduino?
- Windows8はARMプロセッサ上で動作???
- OpenOCD : Arduino版の開発はペンディング?
- 久々に互換機組み立て
- Android携帯は流行るのか?
- Appleという名のガラパゴス諸島
- MacBookがさっそくバラされている件
- STM8L-Discovery
- PlayStation Move Teardown
- STM8S-Discovery基板を用いたOpenOCDライター
- ちょっと良さげなキーボード
USB-Blaster(もどき)でOpenOCD†
- OpenOCDが知らん間にFTDIのd2xx経由のUSB-Blasterをサポートしていたので、
--enable-usb-blaster-ftd2xx
- 勢いでやってみるテスト。
まず、USB-Blasterとは何なのか?を参照。
- で、これがUSB-Blaster(もどき)。製作中のもの。
- 部品代は
PIC18F14K50 200円 12MHz水晶 50円 3.3Vレギュレータ 100円 USB-Bコネクタ 40円(最近、このデカいコネクタは、珍しいUSBコネクタと呼ばれているらしい。嘘だろ?) あとは金目のものは使われていない。 (Bコネクタこそ、由緒正しいデバイス側のUSBコネクタなのに)
実際のところ、まだ18F14K50用ファームが存在しないので、 下記の18F2550版の実装を使わせていただいている。
準備
- まず、ubuntu Linuxを用意(VMWarePlayerなどで動かせばOK)
- OpenOCDのWindows版ビルドで、bootstrapまでやっておく。
- 次、ビルドする。
$ ./configure \ --build=i686-pc-linux-gnu \ --host=i586-mingw32msvc \ --enable-maintainer-mode \ --enable-usb-blaster-ftd2xx \ --enable-ft2232_ftd2xx \ --with-ftd2xx-win32-zipdir=../libftd2xx-win32 $ make
- 出来た。
- USB-Blaster(もどき)18F2550実装に、LPC2388基板(interface付録)をJTAG接続。
- おおお、接続OK。動いた。
- telnetから操作する場合のレスポンスは、それほど悪くない。
- しかし、かなり(転送は)遅い。
- USB-Blasterをサポートしている部分のソースを見たら、あんまり変わってなかった。
OpenOCD研究:†
src/jtag/drivers/minidriver_imp.h
- ドライバーのフレームワークはこのヘッダーに書かれた関数をインプリメント することで実装されるようだ。
src/jtag/drivers/driver.c
- driver.cは、minidriver_imp.hの実装部だ。
src/jtag/commands.h src/jtag/commands.c
- JTAGのコマンドをコマンドキューにためて、それをドライバーに渡して実行してもらう形式になっている。
- で、各JTAGケーブルごとに書かれたドライバー
src/jtag/drivers/*.c
- は、そのコマンドキューを解釈実行することが出来ればよい。
- さらに、解釈実行が面倒くさい場合は、ミニドライバーのようなものに委譲してしまうこともできる。
src/jtag/drivers/bitbang.c src/jtag/drivers/bitbang.h
- これは、コマンド解釈部を書かなくても、
struct bitbang_interface { /* low level callbacks (for bitbang) */ int (*read)(void); void (*write)(int tck, int tms, int tdi); void (*reset)(int trst, int srst); void (*blink)(int on); };
- だけ実装すればOKだ。これを利用しているハードは
at91rm9200.c ep93xx.c parport.c usb_blaster.c
- 気になったのがread,writeの単位で、たぶん1tickというか1サンプル単位のデータ(int tckとなっているけれどたぶん1bitだと思う)でIN/OUTを行っているようなので、これをUSBの1パケットに変換して送ると、1秒にたったの1000回(最速でも1000ビット分)しか、bitbang出来ない。
- だからといって、適当バッファリングを行うわけにもいかないというインターフェースだ。(バッファフラッシュのタイミングが分からない)
- byte-blasterのようなPCのパラレルポートを叩く処理に接続するのであれば、このインターフェースでも充分な速度が出るのかもしれない。
- もうひとつのミニドライバーは
src/jtag/drivers/bitq.c src/jtag/drivers/bitq.h
- 用意されているフレームワークは
struct bitq_interface { // function to enqueueing low level IO requests int (*out)(int tms, int tdi, int tdo_req); int (*flush)(void); int (*sleep)(unsigned long us); int (*reset)(int trst, int srst); /* delayed read of requested TDO data, * the input shall be checked after call to any enqueuing function */ int (*in_rdy)(void); int (*in)(void); };
- となっていて、これを利用するハードは
presto.c
- のみ。
- 速度的にbitbangと変わらないような気がする。
- bitbang,bitqのような簡易フレームワークを使用しないタイプのドライバーは、すべて自前で
JTAGコマンドキューを解釈実行しなければならない。
src/jtag/commands.h src/jtag/commands.c
を参照するとよい。
Android-x86 v1.6をVMWareで動かす。†
- そう。今頃。
- v2.2 froyoのisoファイルが出回っているが、遅くてだめだったのでv1.6に戻る。
read more : Android
Toshiba AC100(dynabook AZ)にUbuntuをインストールする方法†
ひとりぶろぐ
元ネタ
東芝クラウドブックの仕様
- http://dynabook.com/pc/catalog/cloud/100621az/spec.htm
- Tegra 1GHz x 2 / RAM 512MB / 16GB
- アンドロイド2.1 / マーケットに接続できないのが痛い。
- ネットブックより少し軽いが、価格や電池の持ちはあんまり変わらない。
- これも残念な製品のひとつ、なのか。(NetWalkerのようなスキマ商品)
デザインや品質は決して悪くないので、せめて、
- Androidだけでなく、ubuntuもサポートしてほしい。(NetWalkerはubuntuだ)
- 電池の持ちは、もう一声欲しい(10時間くらいは)
- 軽さも、もう一声欲しい。(ネットブックと差別化するために)
- CPUは充分なスペックだが、RAMは1G欲しい。
- 電池の持ちをよくするための手段として、サスペンド以外に、ハイバネーションはないのか?(不明)---今時のWindows7はサスペンドして一定時間が経つとハイバネーションを行うようだ。
今のままだと、半値くらいにならないと買う気しない。
OpenOCD : ドライバーの分離実装を考えてみる。†
- OpenOCDのドライバーはJTAGケーブルごとにまちまちで、特にbitbang.cを利用する実装だと低速になる問題がある。
- bitbangというのはFT232のbitbangモードのことではなく、PCのパラレルポート(プリンタポート)直叩きモードのことだ。
- 昔のパソコンOSならいざしらず、現在のPCでリアルタイムに叩いて即時に反応が返ってくるようなポートはもはや存在しない。(仮想化されてしまっているのでオーバヘッドが大きい)
- ましてや、bitbangで叩く先がUSBケーブルの向こう側になってしまう(usb_blaster.cがそうだ)ともっと悲惨で、1秒回にたったの1000回しかポーリングできなくなってしまう。
- ということは、なんらかのバッファリングと、JTAGケーブルの先にあるマイコン側への処理の委譲が必要になる。
では、OpenOCDとJTAGケーブルのドライバーを分離できないか考えてみることにする。
- 現状のOpenOCDではドライバーのダイナミックリンクをサポートしていないので、とりあえず適当なDLLをつくってそっちに処理を全部任せてみる。
メリットとして、
- OpenOCDのビルドは最初に1回やっておくだけで済む。
- DLLの差し替えは比較的簡単に出来る。(ファイルを差し替えるだけ)
- 実は、ATtiny2313にUSBなJTAGケーブルを実装できないか考えているところ。
- 現状のHIDaspxライターのファームウェアからSPIのインライン展開コードを取り除き、代わりにJTAGの信号処理プロトコルを入れることになる。
- デバイスクラスはHIDで、転送するデータは
コマンドパケットの内容(ベンダーリクエスト)
0 1 2 3 4 5 6 7 +------+------+---------------------------+-------------+ | req | cmd | 送信データ(最大4バイト)| wlength | +------+------+---------------------------+-------------+
- cmd内にはJTAG送信データの有効ビット数を(1〜32の範囲で)入れておく。
後続する受信パケット
0 1 2 3 4 5 6 7 +---------------------------+---------------------------+ |受信データ(最大4バイト) | 空き | +---------------------------+---------------------------+
- 1回のコントロールパケットでわずか4バイト(32ビット)までしか処理できないが、それでも、1ビットしか処理できないUSB-Blasterよりは32倍速いものが作れるはずだ。
- ATtiny2313は3.3V駆動する必要がある。(ARM側と同じ電圧にするため)
- PIC18Fに実装する場合は、同じくHIDであるけれどインタラプト転送で行う(エンドポイントを独立させる)ようにして、 送受信するデータは1パケットで64バイトまでとなる。
- もちろんPIC18FではHIDにこだわる必要はなく、CDCかGenericなデバイスにしてもっと長いストリーム単位にすることで 高速化は出来るはず。
LPC2388 : armon/armboot用のサンプルアプリケーションを追加†
- とりあえず、vcom(仮想COM)サンプルのビルドが通るようにしてみた。
read more : NXP用armon/armboot
OpenOCD : ドライバーの分離実装:やや苦戦中†
- といっても全然たいした問題じゃないんだけど。
- 実はWindowsでDLLの呼び出し方を知らないんで、いろいろ調べ中
- Win32API使って良いなら、
hDLL = LoadLibrary("mydll.dll"); myfunc = GetProcAddress(hDLL, "myfunc"); mufunc();
- という感じなんだろうか???
- そうじゃなれれば
__declspec(dllimport) int __stdcall myfunc();
みたいなヘッダーを用意して、myfunc();
- でいいのかな?
- 後者のやりかただと、DLLのファイル名を指定するところがどこにもなくて、
- DLLを作る時点で
dll: dllwrap -mwindows -mno-cygwin --enable-stdcall-fixup \ --add-stdcall-alias -o hidmon.dll $(OBJS) -lsetupapi -Wl,--out-implib,hidmon.lib
- みたいなことをやっていた。(遠い目)
- dllwrapについて調べればいいのか。
- 問題は、openocdのソースツリーのMakefileの LIBS += の項目追加方法だな。
- Makefileを手で書き換えてもconfigureしたときに上書きされるので、automakeについても勉強しないといけない。
あー面倒面倒・・。
ところで、話をARMに限定すればUSB-JTAGアダプターなんて、ARMチップですぐ作れそうな気がするし、実際Versaloon
がそうなんだけど、どうして皆んな作ろうとしないんだろう。
- 推測1)アマチュアがぼこぼこそんなものを作られると純正アダプター(ST-LinkとかLPC-Link)が売れなくなる
- 推測2)ARMチップでARMライター(デバッガー)を作るとなると、必ず鶏と卵問題が発生するので、生物がそう簡単に無から発生しない理由によって禁則事項になっている。
- つまりだ、ARMチップでARMライターを作るには、まず、別のJTAGアダプター(FT2232の奴とか)を入手する必要がある。
- で、それを入手した途端、ARMライターを作る必要が無くなるので、誰も手がけようとしない。
- 推測3)ライター作るの面倒くさい。
- これは確かだ。AVRライターやPICライターと違って、ARMのJTAGは面倒くさい。OpenOCDをベースにでもしないとやってられない。
- 推測4)ライターが安く入手できるので作る必要が無い。
- 半分当たっている。
- ST-Link(2700円くらい)とかLPCXpresso(ターゲット基板込みで2800円とか)ふざけている。
- しかし、両方とも自社のチップしか書けないとか、デバッガーと開発ツールにコードサイズ制限が掛かっていて、自由に開発できないし、当然OpenOCDでは使えない代物。
OpenOCD : オレオレブラスターをでっちあげてみた。†
- DLLの呼び出し方法は、前者の方法を採った。
Open On-Chip Debugger 0.5.0-dev (2010-10-04-20:01) Licensed under GNU GPL v2 For bug reports, read http://openocd.berlios.de/doc/doxygen/bugs.html if load Warn : Adapter driver 'hid_blaster' did not declare which transports it allows; assuming legacy Info : only one transport option; autoselect 'jtag' 1000 kHz 1000 kHz adapter_nsrst_delay: 100 jtag_ntrst_delay: 100 Info : clock speed 1000 kHz Info : JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x000000ff (mfg: 0x07f, part: 0x0000, ver: 0x0) Warn : JTAG tap: stm32.cpu UNEXPECTED: 0x000000ff (mfg: 0x07f, part: 0x0000, ver: 0x0) Error: JTAG tap: stm32.cpu expected 1 of 1: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) Info : JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x000000ff (mfg: 0x07f, part: 0x0000, ver: 0x0) Warn : JTAG tap: stm32.bs UNEXPECTED: 0x000000ff (mfg: 0x07f, part: 0x0000, ver: 0x0) Error: JTAG tap: stm32.bs expected 1 of 5: 0x06412041 (mfg: 0x020, part: 0x6412, ver: 0x0) Error: JTAG tap: stm32.bs expected 2 of 5: 0x06410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x0) Error: JTAG tap: stm32.bs expected 3 of 5: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Error: JTAG tap: stm32.bs expected 4 of 5: 0x06414041 (mfg: 0x020, part: 0x6414, ver: 0x0) Error: JTAG tap: stm32.bs expected 5 of 5: 0x06418041 (mfg: 0x020, part: 0x6418, ver: 0x0) Error: Trying to use configured scan chain anyway... Error: stm32.cpu: IR capture error; saw 0x0f not 0x01 Warn : Bypassing JTAG setup events due to errors Warn : Invalid ACK 0 in JTAG-DP transaction Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 100ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 300ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 700ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 1500ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 3100ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 6300ms バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)? y
まず、
- configureは --enable-dummy だけ指定して、FTDIやlibusb不要のopenocd.exeを作ってみた。
- それだけだと、何にも出来ないopenocd.exeになるので、
src/jtag/adapter.c
- にて、jtag_interfaces[]を参照している部分(2箇所)の参照直前に、DLLを読み込む初期化関数を呼び出してみた。
- jtag_interfaces[0]にはdummyのstructアドレスしか入っていないので、DLLが読み込まれたら、DLL側のstructのアドレス を上書きするようにしてみた。(かなり野蛮な改造)
- そうすると、interfaceの名前もDLL側が供給できるようになる。
- DLLが存在しない場合はロードに失敗するので、jtag_interfaces[0]の書き換えは実行されずに、dummyドライバーが残る。
- で、DLL側のjtag_interface structは適当に用意してみたものの、処理関数は全部ダミーなので、上記の結果となる。
- 以上、かなり適当な方法でドライバー部分を独立して開発できるようにしてみた。
- 本来なら、openocd.exeと同じディレクトリに存在するDLLを全部スキャンして、登録するようにすべきだし、 jtag_interfaces[0]を書き換えるのではなく、配列要素を追加するようにしたほうが良いだろう。
- しかし、ドライバーを分離してはみたものの、ドライバー実装のために、openocd側ヘッダーをいろいろ参照しなければならないという欠点に気づいた。
- 気づくの遅い。
- けど、Linuxを使わずに、<windows.h> なオレオレ環境上でドライバー開発できるのは便利だ。
- もちろん、LinuxにはLoadLibrary()など無いし、<windows.h>をインクルードしてはいけない。
- Windows上でしか動かないが、それはそれで仕方が無いかな。
ここまで、やっつけてみたら、OpenOCDのやる気無いUSB-Blaster対応ドライバーと同程度のものをATtiny2313で作るのは 2,3日もあれば出来る気がしてきた。(それはほとんど実用性がないけれど)
- パラレルポート叩きの bitbang.c 組み込んで、(*read)()と(*write)()を実装するだけなので、簡単なはずだ。
- その状態でとりあえず動くようにしておいて、組み込んだbitbang.cに、詳細なログを吐くデバッグコードを仕込んで、AVRでの最適実装を探ることになると思う。
OpenOCD : オレオレブラスターの続き。†
ここまで出来た。
- OpenOCDソースツリーの、src/jtag/drivers/bitbang.c と dummy.c それに必要なヘッダーのみをいただきストリート。(ぱくり)
- Windows上のMinGWでビルドできるオレオレMakefileでビルドできるようにしてDLL作成可能にした。
- もちろん上のLinuxでビルドしたOpenOCD.exeから読み込まれて実行できる。
つぎに、
- pic18spxのpicwriterソースツリーをぱくり。PIC18F2550に実装した、なんちゃってBitBangのソースとともにバインドしてDLL になるようにした。
- とりあえず全部ビルドが通るようになった。
- openocdから、
interface hid_blaster
- とすると、DLL側のdummy.cが反応して、初期化が行なわれ、PIC18F2550に接続出来るところまで出来た。
- JTAG接続まで、あと一息なんだけど、
- まだハードウェアを作っていない。(PIC,ARM単独の基板はある。JTAGケーブルとピンヘッダーがない。)
ここで一休み。
ソースは、まだUPしない。
OpenOCD : またまた挫折か?†
- ハードウェアは作った。(JTAGケーブルの配線をしただけ)
- ソフトも書いた。
- しかし動作しない。
- 調べてみたところ、driver(bigtang.c)に渡すjtag_command_queが、どうやらグローバル変数渡しに なっていて、openocd本体とDLLで共有しなければならないかもしれないということが分かった。
- このままだと大幅な改造が必要。
だめじゃんOCD
OpenOCD : なんとなく、うまくいっているかも。†
- しめしめ。
- 結局、DLL読み込み時に、グローバル変数jtag_command_queのアドレスをDLLに渡して、 DLL側はそのアドレスからqueを取得してもらうようにした。(投げ槍的?)
- 本当はドライバーのexecute_que(void)関数に引数を追加すべきなんだが・・・
C:\>openocd.exe -f blaster.cfg -f stm32.cfg Open On-Chip Debugger 0.5.0-dev (2010-10-04-20:01) Licensed under GNU GPL v2 For bug reports, read http://openocd.berlios.de/doc/doxygen/bugs.html if load Warn : Adapter driver 'hid_blaster' did not declare which transports it allows; assuming legacy JTAG-only Info : only one transport option; autoselect 'jtag' 1000 kHz 1000 kHz adapter_nsrst_delay: 100 jtag_ntrst_delay: 100 =*= dummy_init(void) TARGET DEV_ID=25 VER=1.1 Info : clock speed 1000 kHz =*=bitbang_execute_queue(cmd=4) JTAG_RESET Debug: 1 0 hidblast.c:167 dummy_reset(): reset to: RESET =*=bitbang_execute_queue(cmd=7) JTAG_STABLECLOCKS =*=bitbang_execute_queue(cmd=7) JTAG_STABLECLOCKS =*=bitbang_execute_queue(cmd=2) JTAG_TLR_RESET =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0x280) tms:0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000... tdi:1111111100000000000000000000000011111111000000000000000000000000111111110000... tdo:1111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111... =*=bitbang_execute_queue(cmd=2) JTAG_TLR_RESET Error: JTAG scan chain interrogation failed: all ones Error: Check JTAG interface, timings, target power, etc. Error: Trying to use configured scan chain anyway... =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0xb) tms:00000000001 tdi:11111111111 tdo:11111111111 Error: stm32.cpu: IR capture error; saw 0x0f not 0x01 =*=bitbang_execute_queue(cmd=2) JTAG_TLR_RESET Warn : Bypassing JTAG setup events due to errors =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x9) tms:000000001 tdi:010111111 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:110000000000000000000000000000000000 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:111000000000000000000000000000000000 tdo:111111111111111111111111111111111111 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:010000001000000000000000000000000000 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:110000000000000000000000000000000000 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:111000000000000000000000000000000000 tdo:111111111111111111111111111111111111 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:010000000000000000000000000000010100 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:110000000000000000000000000000000000 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:111000000000000000000000000000000000 tdo:111111111111111111111111111111111111 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x2 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:110000000000000000000000000000000000 =*=bitbang_execute_queue(cmd=1) JTAG_SCAN =*=bitbang_scan(type=0x3 size=0x24) tms:000000000000000000000000000000000001 tdi:111000000000000000000000000000000000 tdo:111111111111111111111111111111111111 Warn : Invalid ACK 0x7 in JTAG-DP transaction Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 100ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 300ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 700ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 1500ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 3100ms Polling target failed, GDB will be halted. Polling again in 6300ms =*= dummy_quit(void)
- これは、実際にPIC18spxのファームのポートを叩いている。(ので、240bitのJTAG_SCANに数秒掛かっている)
- PIC18spx(PIC18F2550)の先には何も繋いでいない。
v-usb本家 : vusb-20100715/example†
- AVRマイコンによる、ソフトウェアUSB実装。
- 昔と比べると、だいぶ整備されている。(exampleディレクトリが追加されている)
- example/hid-data/commandlineにあるhiddata.cはusbhidGetReport()とusbhidSetReport()が実装されていて、Linuxと同様に使えるようになっている。
- commandlineツールはWindowsビルドとLinux/MacOSビルドの両方が出来るようになっている。
OpenOCD : オレオレブラスターの第一歩が、動いた。†
- Linuxでクロスビルドした、素の(dummyドライバーのみしか内蔵していない)openocd.exeに、
- pic18spx(PIC18F14K50)そのままのファームウェアをドライブするDLLを接続して、
- CQ付録のLPC2388にJTAG接続が成功した。
C:\>openocd.exe -f blaster.cfg -f lpc2378.cfg Open On-Chip Debugger 0.5.0-dev (2010-10-04-20:01) Licensed under GNU GPL v2 For bug reports, read http://openocd.berlios.de/doc/doxygen/bugs.html if load Warn : Adapter driver 'hid_blaster' did not declare which transports it allows; assuming legacy JTAG- Info : only one transport option; autoselect 'jtag' 1000 kHz adapter_nsrst_delay: 200 jtag_ntrst_delay: 200 trst_and_srst srst_pulls_trst srst_gates_jtag trst_push_pull srst_open_drain 500 kHz =*= dummy_init(void) TARGET DEV_ID=14 VER=1.1 Info : clock speed 500 kHz Debug: 1 0 hidblast.c:175 dummy_reset(): reset to: RESET Info : JTAG tap: lpc2378.cpu tap/device found: 0x4f1f0f0f (mfg: 0x787, part: 0xf1f0, ver: 0x4) Info : Embedded ICE version 7 Error: EmbeddedICE v7 handling might be broken Info : lpc2378.cpu: hardware has 2 breakpoint/watchpoint units Info : accepting 'telnet' connection from 4444 TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 lpc2378.cpu Y 0x4f1f0f0f 0x4f1f0f0f 4 0x01 0x0f requesting target halt and executing a soft reset target state: halted target halted in ARM state due to debug-request, current mode: Supervisor cpsr: 0x000000d3 pc: 0x00000000 background polling: on TAP: lpc2378.cpu (enabled) target state: halted target halted in ARM state due to debug-request, current mode: Supervisor cpsr: 0x000000d3 pc: 0x00000000 ===== ARM registers (0) r0 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (1) r1 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (2) r2 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (3) r3 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (4) r4 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (5) r5 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (6) r6 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (7) r7 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (8) r8 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (9) r9 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (10) r10 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (11) r11 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (12) r12 (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (13) sp_usr (/32) (14) lr_usr (/32) (15) pc (/32): 0x00000000 (dirty) (16) r8_fiq (/32) (17) r9_fiq (/32) (18) r10_fiq (/32) (19) r11_fiq (/32) (20) r12_fiq (/32) (21) sp_fiq (/32) (22) lr_fiq (/32) (23) sp_irq (/32) (24) lr_irq (/32) (25) sp_svc (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (26) lr_svc (/32): 0xFFFFFFFF (dirty) (27) sp_abt (/32) (28) lr_abt (/32) (29) sp_und (/32) (30) lr_und (/32) (31) cpsr (/32): 0x000000D3 (dirty) (32) spsr_fiq (/32) (33) spsr_irq (/32) (34) spsr_svc (/32) (35) spsr_abt (/32) (36) spsr_und (/32) ===== EmbeddedICE registers (37) debug_ctrl (/6): 0x05 (38) debug_status (/5) (39) comms_ctrl (/6) (40) comms_data (/32) (41) watch_0_addr_value (/32) (42) watch_0_addr_mask (/32) (43) watch_0_data_value (/32) (44) watch_0_data_mask (/32) (45) watch_0_control_value (/9) (46) watch_0_control_mask (/8) (47) watch_1_addr_value (/32) (48) watch_1_addr_mask (/32) (49) watch_1_data_value (/32) (50) watch_1_data_mask (/32) (51) watch_1_control_value (/9) (52) watch_1_control_mask (/8)
- まだ、bitbangモードのままなので、遅い。(USB-Blasterと同程度。実用にはならない。)
- やや不安定。
read more : pic18blaster
OpenOCD : STM32への書き込みに成功!†
Open On-Chip Debugger > scan_chain TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 stm32.cpu Y 0x3ba00477 0x3ba00477 4 0x01 0x0f 1 stm32.bs Y 0x16410041 0x06412041 5 0x01 0x03 0x06410041 0x06410041 0x06410041 0x06410041 > reset halt JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Only resetting the Cortex-M3 core, use a reset-init event handler to reset any peripherals target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0x01000000 pc: 0x08000120 msp: 0x20005000 > flash write_image erase main-0000.hex auto erase enabled device id = 0x20036410 flash size = 64kbytes wrote 8192 bytes from file main-0000.hex in 27.562500s (0.290 KiB/s) >
- 遅っ!
- 遅い理由は、jtag_command_queueのコマンドパケットが0x24(36bit)しか長さがないためらしい。
- 書き込むmain-0000.hexのファームサイズは約8kB。書き込みに30秒掛かる。
- 毎秒290バイトしか送れない。
- 1回のjtag_command_queueは36bit長であり、TCKを0->1 にする都合上、BitBangの回数(パラレルポートにたとえるなら、ポートを叩く回数)は36x2=72bitある。
- PICに実装したbitbangは1回のUSBパケットに48bitしか乗せられないので2回(最速でも2mS)の転送を要する。
- 要約すると、どんなに速くても2mSに4バイトのファームしか書けないのだ。
- 秒あたりに換算すると、2kB。
- 実際その1/7程度しか出ていないけれど。
まるでHIDaspx並の遅さ。
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD†
- 昔のtiny2313実験基板を掘り出してJTAGハードウェアを用意した。
- ST-Link(のJTAG書き込み端子)と互換のJTAGケーブルでSTM8S-DのSTM32側に接続するようにした。
- HIDspxファームを元にしてファームウェアのフレームワークを用意した。
問題は、プロトコルをどうするかという点。
- Low SpeedのUSBではControl転送しか使えない。
- スループットを上げるためには、Control転送のHID SetReportのサイズを32byte〜128byte程度に大きく取る必要がある。
- しかし、tiny2313にはRAMが全部で128byteしかなく、HIDaspx実装では38byteのバッファを確保するのがやっとだ。(しかも送受で共用)
- なので、JTAGの双方向読み書きでは8byteまでのパケットしか扱えないだろう。(送受で独立バッファがおそらく必要だし、返答用には全データを保持しないとならないから)
- JTAG書き込みだけならReportサイズを128byteまで伸ばすことは可能。(実際は8byteごとに処理をして(捨てて)いかないといけない)
- しかし、LowSpeedのControl転送は、どうあがいても1フレーム(1mS)に8byte、秒間8kBが上限になってしまう。
- 性能目標としては、書き込みのみのスループットで4kB/秒、読み書きだと1kB/秒というところか。
- BitBangで帯域を食われると非常にもったいないので、JTAGビットストリーム(TDIのビットが最密に詰まったストリーム) でのやりとりになる。書き込みのみならTDOは無視。TCKは010101と交互にしか変わらないのでUSBでは伝送しない。TMSが変化する場合は一旦ストリームを閉じて、TMS変更コマンドを挿入するようにする。
- JTAG送受信
0 1 2 3 4 5 6 7 +------+------+---------------------------+-------------+ | req | cmd | 送信データ(最大4バイト)| wlength | +------+------+---------------------------+-------------+
- cmd内にはJTAG送信データの有効ビット数を(1〜32の範囲で)入れておく。
- 後続する受信パケット
0 1 2 3 4 5 6 7 +---------------------------+---------------------------+ |受信データ(最大4バイト) | 空き | +---------------------------+---------------------------+
- JTAG送信のみ
0 1 2 3 4 5 6 7 +------+------+---------------------------+-------------+ | req | cmd | 使用せず | wlength | +------+------+---------------------------+-------------+
- cmd内にはJTAG送信データの有効ビット数を(1〜32の範囲で)入れておく。
- 後続する送信パケット(8byte〜128byte)
0 1 2 3 4 5 6 7 +------+--------------------+---------------------------+ | cmd | JTAGストリーム(56bitまで) | +------+--------------------+---------------------------+ ・・・ +------+--------------------+---------------------------+ | cmd | JTAGストリーム(56bitまで) | +------+--------------------+---------------------------+
- cmdはストリームのビット数(6bit)とTMSの初期値(1bit),TMSの最終値(1bit)をパックする。
- v-usbで処理する都合上、後続する送信パケットは8バイト単位に細分化され、TMSが変化する場合は8バイトのうちでも、変化する位置までしか使用しない。
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その2†
- openocd側のATtiny2313対応フレームワークも用意した。
- 試しに現状のHIDaspxファームウェアを最小構成にしてみた。
- こんな感じ。
avr-objcopy -j .text -j .data -O ihex main-12.elf main-12.hex avr-size --mcu=attiny2313 main-12.elf text data bss dec hex filename 1816 2 83 1901 76d main-12.elf
- 全然余裕じゃん。
- コマンドを2つ追加して、TDIビットの詰まったパケット(最大長38byte程度)を処理するようにする。
- 読み書きを要する場合はTDOビットの詰まったパケットを返却する。
- 返却パケットは受け取ったバッファを再利用することでメモリー使用量を増やさずに実装出来る気がする。
- HIDaspx(AVRライター機能)と相乗りする都合上、受け取りパケットは38byte程度を全部受信した後、JTAG書き込みを実行するようになるしかない。
- HIDaspx(AVRライター機能)を捨てる場合は、8byte受け取るたびにJTAG書き込みを実行することでインターリーブな高速化が可能。ただしパケット構造が8byte単位に依存してしまう。
- ファーム圧縮の差分はこんな感じになっている。(main.c)
189,195d188 < /* ------------------------------------------------------------------------- */ < /* ----------------------------- JTAG ---------------------------- */ < /* ------------------------------------------------------------------------- */ < < #if INCLUDE_JTAG_CMD < void jtag_command() < { 197,198d189 < } < #endif 221d211 < #if 0 231a222,234 > #else > uchar CR0=(1<<USIWM0)|(1<<USICS1)|(1<<USITC); > USICR=CR0; > uchar CR1=(1<<USIWM0)|(1<<USICS1)|(1<<USITC)|(1<<USICLK); > //↑これは1clkなので↓直後に nop必要. > asm("nop"); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1; DLY_2clk(); > USICR=CR0; DLY_2clk(); USICR=CR1;//DLY_2clk(); :else のrjmpで代用. 237,239c240 < }else < #endif < { --- > }else{ 242c243 < while(d > 2) { // 1+1: cpi,breq --- > while(d != 2) { // 1+1: cpi,breq 340,346d340 < < #if INCLUDE_JTAG_CMD < if ( cmd == HIDASP_JTAG_WRITE) { // JTAG < jtag_command(); < } else < #endif <
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その3†
- おおむねJTAG用のファームウェアは書いてしまった。
- まだFlashは余っている。
- 動作確認するためには、OpenOCD用のDLLを書かないといけない。(まだ書いていない)
- たぶん動くと思う。
- 秒間2Kの転送で実用になるかどうかは別だが、ARM用ライターが無いときは有用だと思う。
CPUを設計するべからず†
- http://blogs.dion.ne.jp/sunagimoutchy/archives/9739321.html
- FPGAを素で使うよりは、中にMPUもどきを入れたほうが便利なこともある。
- もっとも、最近はARMコアがおまけで入っているやつまであるけれど。
- 新規にアーキテクチャ設計するのは無謀というものだ。なぜかというと、CPUコア以外にバスやら周辺やらコンパイラやらbinutilsなど、ありとあらゆるものを用意しないといけないからだ。
- エコサイクル的には、現存するCPUのサブセットか改良(変形)程度にとどめて、現存する開発環境をちょっと改造するだけで使えるのがいいかと。
- サブセット化すればFPGAの占有面積を節約できるし、特殊用途向けの拡張だってそれなりの効果はあると思う。
- しかし、そうするといろいろな特許部分があるので、商売には出来ない罠。
- 個人的には、現行のARM/Thumbを少し変形してみたい気分もある。
- 32bit即値のロードと32bitアブソリュートアドレスのアクセスを命令コードに含めると、現在の2命令分割とかPC相対の32bit定数フェッチとかが要らなくなる。
- 但し、命令コードが可変長になってしまうのでどちらが有利なのかはすぐには分からない。少なくともキャッシュラインが64bitまとめてフェッチできなければ無意味になる。
- そうやってちょっと最適化したところで、やっとx86と同等になるだけの効果しかないのかもしれない。
で、現行のARM/Thumbにdalvik VM向けのサポート機構なんてあったら便利なんじゃないだろうか。
- 昔、携帯電話でJavaが流行ったときのARM/Jazelle拡張みたいな風に。
- 頻繁に使用される中間コードはそのまま実行して、そうでない複雑なコードは例外ハンドラーに飛ばせるようなやつ。
- JITコンパイラとどっちが有利なんだろう。
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その4†
- まるで、悪い冗談みたいだ。
- ATtiny2313を使って、ARMのflash書き込みに成功した
read more : hid_blaster
- 死ぬほど遅い理由は BitBang.c(パラレルポート直叩きドライバー)のプリンタポートがそのままUSBの先 にあるAttiny2313のPB4〜PB7に移動しただけという手抜き実装だから。
- 死ぬほど遅いんだけれど、PICより安定している何故?(PIC18F14K50固有の不安定要素をまだ引きずっているようだ。PICはUSBパケットの処理が間に合わないときinterruptパケットを捨てる癖があるらしく、そこでハンドシェイクが死ぬことがある問題)
- これから、JTAG専用のコマンドを拡充する予定。
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : その5†
- 専用コマンドが使えるようになった。
- 高速化してみた。
- しかし、それほど速くなっていない。
- 理由は、JTAG_SCAN(4バイトのFLASH書き込み)の合間にJTAG_RUNTESTが走るので、せっかくの高速化が台無し。
- RUNTESTはpath_move()を伴うようだが、runtestもpath_moveも専用パケットで処理できない。
- 接続は非常に安定している。書き込みに失敗することはない。
- ただし遅い。
今のところ8kB書き込みに12秒。(USB2.0HUBを入れた状態)
- それでもUBS-Blasterよりは速い(はず)
read more : hid_blaster
ログ†
Open On-Chip Debugger > scan_chain TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 stm32.cpu Y 0x3ba00477 0x3ba00477 4 0x01 0x0f 1 stm32.bs Y 0x16410041 0x06412041 5 0x01 0x03 0x06410041 0x06410041 0x06410041 0x06410041 > reset halt JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Only resetting the Cortex-M3 core, use a reset-init event handler to reset any peripherals target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0x01000000 pc: 0x08000120 msp: 0x20005000 > reg ===== arm v7m registers (0) r0 (/32): 0x00000000 (1) r1 (/32): 0x2000032C (2) r2 (/32): 0x40005C40 (3) r3 (/32): 0x00000000 (4) r4 (/32): 0xFFFF3F86 (5) r5 (/32): 0xFEFFEFFC (6) r6 (/32): 0x62CC05DD (7) r7 (/32): 0x7974BB6F (8) r8 (/32): 0xFFFF7FDF (9) r9 (/32): 0xF7FADDFC (10) r10 (/32): 0xB2586ED2 (11) r11 (/32): 0x993AE28E (12) r12 (/32): 0x00000000 (13) sp (/32): 0x20005000 (14) lr (/32): 0xFFFFFFFF (15) pc (/32): 0x08000120 (16) xPSR (/32): 0x01000000 (17) msp (/32): 0x20005000 (18) psp (/32): 0xA6076F68 (19) primask (/1): 0x00 (20) basepri (/8): 0x00 (21) faultmask (/1): 0x00 (22) control (/2): 0x00 ===== cortex-m3 dwt registers (23) dwt_ctrl (/32) (24) dwt_cyccnt (/32) (25) dwt_0_comp (/32) (26) dwt_0_mask (/4) (27) dwt_0_function (/32) (28) dwt_1_comp (/32) (29) dwt_1_mask (/4) (30) dwt_1_function (/32) (31) dwt_2_comp (/32) (32) dwt_2_mask (/4) (33) dwt_2_function (/32) (34) dwt_3_comp (/32) (35) dwt_3_mask (/4) (36) dwt_3_function (/32) > flash write_image erase main-0000.hex auto erase enabled device id = 0x20016410 flash size = 128kbytes wrote 8192 bytes from file main-0000.hex in 12.484375s (0.641 KiB/s)
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : 高速化完了!†
今のところ8kB書き込みに4.8秒。(USB2.0HUBを入れた状態)
- BitBang,JTAGなどいずれのパケットも出来る限りバッファに溜めてからUSB経由で送るようにしてみた。
- 接続は非常に安定している。書き込みに失敗することはない。
- JTAG_SCAN(4バイトのFLASH書き込み)の合間にJTAG_RUNTESTが走るので、せっかくの高速化が台無しだが、それでもだいぶ速くなった。
- RUNTESTを減らしたり、FLASH書き込み中は抑止できるようにすればあと2倍くらいは速くなる。
- そのためにはOpenOCDの内部をもう少し勉強しないといけない。
現状のファーム+DLLでも、大きなファームを書き込むのでなければ充分実用になります。
read more : hid_blaster
Open On-Chip Debugger > scan_chain TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 stm32.cpu Y 0x3ba00477 0x3ba00477 4 0x01 0x0f 1 stm32.bs Y 0x16410041 0x06412041 5 0x01 0x03 0x06410041 0x06410041 0x06410041 0x06410041 > reset halt JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Only resetting the Cortex-M3 core, use a reset-init event handler to reset any peripherals target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0x01000000 pc: 0x08000120 msp: 0x20005000 > flash write_image erase main-0000.hex auto erase enabled device id = 0x20016410 flash size = 128kbytes wrote 8192 bytes from file main-0000.hex in 4.828125s (1.657 KiB/s)
OpenOCD : 次はATtiny2313でOpenOCD : さらに高速化に成功。†
今のところ8kB書き込みに3.4秒。(USB2.0HUBを入れた状態)
- RUNTESTを減らした。
現状のファーム+DLLでも、大きなファームを書き込むのでなければ充分実用になります。
read more : hid_blaster
Open On-Chip Debugger > scan_chain TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 stm32.cpu Y 0x3ba00477 0x3ba00477 4 0x01 0x0f 1 stm32.bs Y 0x16410041 0x06412041 5 0x01 0x03 0x06410041 0x06410041 0x06410041 0x06410041 > reset halt JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Only resetting the Cortex-M3 core, use a reset-init event handler to reset any peripherals target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0x01000000 pc: 0x08000120 msp: 0x20005000 > flash write_image erase main-0000.hex auto erase enabled device id = 0x20016410 flash size = 128kbytes wrote 8192 bytes from file main-0000.hex in 3.406250s (2.349 KiB/s)
OpenOCD : 次は何しょぅ・・・†
- 同じプロトコル、アルゴリズムをPIC18Fに移植するとだいたい8倍程度速くなる予定
- (何故なら、USBのコントロール転送はLOW SPEEDで8byte/1mSフレームなのに対して、FULL SPEEDだと64byte/1mSフレームになるから)
- HIDデバイスにこだわらないのであれば、8倍(最大で64kB/sec)のさらに4倍くらい(最大で250kB/sec)になるはず。
- FULL SPEEDだから12Mbps=約1.2MB/sec行くと思ったら大間違い。それはハンドシェークしないで無限長パケットを送りつける場合の話。実際USBはそんなに速くない(無駄が多い)し、PIC18Fの遅さを知らない発言だ。
- 現状では18F14K50がJTAG接続中に不安定で使い物にならないレベルなので、代打として、3.3V駆動している18F2550基板を改造してPIC18Fへのインプリメントを続けるか、
- PICの需要が無い、と勝手に判断してARMに移ることも考えている。(ARMでARMに書くのか?共食いだな、いや鶏卵問題か)
- 自分的には、8kファームを4秒で書けるなら、それで充分だし、OpenOCDはARMライターとしてしか見てないし(gdbやEclipseなどを使うつもりが全く無いと言うか・・・)
- 8k以上のファームを書く必要性すらない(それ以上のサイズはブートローダー経由で自力で書き込むことにしている)ので、 これで開発終了してもいいかなとか思っているところ。
- JTAG以外にSWD(SWIM)サポートしたい気はする。でもSTM32ではJTAGで充分速いし、SWDしか使えないチップって何だっけ?
- LPC1343だけか。でもあれはBOOT ROMが良く出来ていて自力でPCのUSBストレージになってくれるのでSWDで書く必要性は薄い。(SWDデバッグ出来ない問題は残る)
- LPC1343だけか。でもあれはBOOT ROMが良く出来ていて自力でPCのUSBストレージになってくれるのでSWDで書く必要性は薄い。(SWDデバッグ出来ない問題は残る)
- OpenOCDのドライバー部分だけを別DLLにして、オレオレブラスター(実はUSB-Blasterのぱくりと言えなくも無いパケット構造なので、ナントカブラスターにしてみただけ)を作ってみたけれど、実のところOpenOCDのライセンス制約を把握できていないので、こんなことをやっていいのかどうかさえあんまり分かっていなかったりもする。
と、まあ勝手なことを連ねてみたが、結論としては
- 現状のHIDなオレオレブラスターをARMに載せるところまではやってみるつもり。たいして手間は掛からない。
- PIC18Fは(現状ファームが不安定なので)放置予定。
- HID以外のUSBクラスにするつもりは今のところない。
ドライバーを用意するのが面倒なので。速くはなるけれど。
OpenOCD : 次はUSB-Blaster(もどき)用に対応してみたり。†
PIC18F2550対応
- sa89a.net様のUSBブラスターもどきと同一ハードウェアにフィットさせてみたものを公開
read more : pic18blaster
- OpenOCDをちゃんとUSB-Blasterに対応させたほうが利便性は高いはず。(でも面倒なので)
- PIC18F2550はブートローダーを入れているのでファームの差し替えはそれほど手間が掛からないことを利用して、
- USB-Blasterファームとpic18blasterファームを差し替えて試してみた。
- とりあえず動いている。
- 比較のため、
--enable-usb-blaster-ftd2xx
- にてビルドしたopenocdを用意して、USB-BlasterからARMにファームを書き込んでみた。
- 以下はそのログ
C:\OpenOCD>openocd.exe -f blaster.cfg -f lpc2378.cfg -f batch.cfg Open On-Chip Debugger 0.5.0-dev (2010-10-11-14:52) Licensed under GNU GPL v2 For bug reports, read http://openocd.berlios.de/doc/doxygen/bugs.html Warn : Adapter driver 'usb_blaster' did not declare which transports it allows; assuming legacy JTAG-only Info : only one transport option; autoselect 'jtag' 1000 kHz adapter_nsrst_delay: 200 jtag_ntrst_delay: 200 trst_and_srst srst_pulls_trst srst_gates_jtag trst_push_pull srst_open_drain 500 kHz Warn : no usb_blaster device description specified, using default 'USB-Blaster' Error: Translation from khz to jtag_speed not implemented Error: Translation from khz to jtag_speed not implemented Error: Translation from jtag_speed to khz not implemented Error: Translation from khz to jtag_speed not implemented Info : adapter-specific clock speed value 0 Info : JTAG tap: lpc2378.cpu tap/device found: 0x4f1f0f0f (mfg: 0x787, part: 0xf1f0, ver: 0x4) Info : Embedded ICE version 7 Error: EmbeddedICE v7 handling might be broken Info : lpc2378.cpu: hardware has 2 breakpoint/watchpoint units TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 lpc2378.cpu Y 0x4f1f0f0f 0x4f1f0f0f 4 0x01 0x0f Info : JTAG tap: lpc2378.cpu tap/device found: 0x4f1f0f0f (mfg: 0x787, part: 0xf1f0, ver: 0x4) target state: halted target halted in ARM state due to breakpoint, current mode: Supervisor cpsr: 0xa00000d3 pc: 0x00000020 Warn : srst pulls trst - can not reset into halted mode. Issuing halt after reset. Warn : NOTE! DCC downloads have not been enabled, defaulting to slow memory writes. Type 'help dcc'. Warn : NOTE! Severe performance degradation without fast memory access enabled. Type 'help fast'. requesting target halt and executing a soft reset target state: halted target halted in ARM state due to breakpoint, current mode: Supervisor cpsr: 0xa00000d3 pc: 0x00000000 auto erase enabled Warn : Verification will fail since checksum in image (0x00000000) to be written to flash is different from calculated vector checksum (0xb8a06f60). Warn : To remove this warning modify build tools on developer PC to inject correct LPC vector checksum. wrote 8192 bytes from file main-0000.hex in 449.296875s (0.018 KiB/s) shutdown command invoked
- 8kBのファーム書き込みに449.2秒掛かった。
- pic18blasterを使うと、30秒くらいで書ける。
- ATtiny2313で作ったhid_blasterなら3.4秒で書ける。
FRISK-JTAG†
- STBEE MINIをFRISKのプラケースに入れて、基板を固定してみた。
- いい感じ。
- STBEE MINIの裏側にチップ部品が少し張り付いていたので、その部分だけ、裏張りの基板をえぐってある。(電動ドリルで穴あけすこし手前まで掘る)
- まだ未配線。
- ファームも書いてないし、OpenOCDドライバーも書いていない。
- 一応AVR,PIC18,ARM(OpenOCD)まで対応する予定。
- 予定稿としては、pic18spxをほぼ丸ごと移植するつもり。
AVR用6PIN-ISPピンヘッダー仕様†
- 使いまわし的に微妙に無理があるけれど、全機種共通配置。
- AVR-ISP用:ピンヘッダーを基板上から見た配置
5 3 1 +----+----+----+ |Rset|SCK |MISO| +----+----+----+ |GND |MOSI|Vcc | +----+----+----+ 6 4 2
- PIC18FのISPにもそのまま使いまわし
5 3 1 +----+----+----+ |MCLR|PGC |PGD | +----+----+----+ |GND |PGM |Vcc | +----+----+----+ 6 4 2
- それをまたARM(JTAG)にも使いまわし
5 3 1 +----+----+----+ |TMS |TCK |TDO | +----+----+----+ |GND |TDI |Vcc | +----+----+----+ 6 4 2
- 対応表
AVR用ISP 6PIN PIC18Fへ書き込み場合の対応表 ARM-JTAG ------------------------------------------------- 1 MISO ------------------> PGD TDO (唯一の入力端子。ARMからは出力) 2 Vcc ------------------> Vcc Vcc 3 SCK ------------------> PGC TCK 4 MOSI ------------------> PGM TDI 5 RESET ------------------> MCLR TMS 6 GND ------------------> GND GND -------------------------------------------------
- 実際は、要らなくなった互換機の9PINシリアル外出しフラットケーブル(ピンヘッダーとDSUB9-PIN)を ばらして使ったり、秋月の10PINフラットケーブルを使っているので、6PIN以外に4PIN分を余らせている。 (そこにnTRSTとかを割り当てることは可能)
JTAGなんて、結局AVRの6PIN ISPと(必要ピン数は)大差ないのに、全部バラバラ仕様なので、
- http://www.geocities.jp/rev_eng_lab/jtag/connector.html
- その都度変換コネクターでも作るしかないと思っている。
- ピンが全部バラけているような(AT互換機のマザーとフロントパネルとかオーディオを繋いでいるような)ケーブルを全部手で差し込むのだけは嫌だ。絶対間違える。
今手元にある基板としては、こんな感じ。
CQ-FRK-NXP-ARMとSTBEE (FULL SIZE) | ARM準標準の20PIN |
STM8S-Discovery | STMicroの変な?配置の8PINピンヘッダー |
CQ-STARM | JTAGは独立したピンヘッダーがないので、適当な変換基板を挟んでSTM8S-D配置に変換してみた |
STBEE MINI | JTAGは独立したピンヘッダーに出ていない |
LPC1343 | JTAGはサポートされていない。SWDのみ |
なので、汎用ライターの端子はAVRISPの6PIN配置にしておいて、
- AVRISPからARM準標準の20PINに変換するケーブル。
- AVRISPからSTM8S-Dの変な8PINに変換するケーブル。
が必要らしい。
『Windows Phone 7』がAndroidを上回る理由†
Wired Vision
- 中華Padより端末の品質が良いことは分かった。
- 広まるかどうかは別だ。Xboxはまあまあ成功したがZuneは悲惨だったし、WindowsCEベースの端末の屍の数を知っている者としては・・・疑問符だらけ?
- 世間的にはiOSやLinuxカーネルベースのMIDだらけになっているところに、いきなりWindowsCEのださい環境は受け入れられるのかどうか・・・。
- だけどこれら全部OSは違えど、ガワ(ハードウェア)は驚くほど似ている(全部ARMだし)
- だったらAT互換機みたいにOS差し替え出来るようにするとか、VMWareのような仮想化ソフト入れて複数OSが走るようにすればいいのに。
- すでにiPadにChromeとか入れてる人もいるらしいけれど。
Gigazineのほうでは悲鳴が聞こえているらしい。
- http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101012_windows_phone7_makers/
- つまり、Windows Mobile じゃなかったWindows Phone はAndroidより重いOSらしい。
- こっちが妥当か。
OpenOCD : PIC18spxファームを更新†
- 割り込みを止めたら途端に安定化した。
- なんかレジスタ壊してるのかな?
- ということはpic18spxの18F14K50も割り込みを止めたら安定化するかも(未確認)
read more : pic18blaster
- もしかしたら、スタックサイズが足りてないのかもしれない。
- BitBangの処理とかPIC24Fの書き込みの処理ではlongな変数が多く使われているので、フォアグランド側がスタックを多く使う。
- PIC18F14K50は元々メモリー(SRAM)が512byteしかないので、スタックもワークもバッファも全部ぎりぎり状態。
- スタックオーバーのときのPICは全く意味不明の動作をする。
- 18F2550はRAMが2Kあるので楽勝。(ほんとか?)
OpenOCD : pic18spx ファームだけ高速化†
- あーどうしようAVR用のファームのJTAGコマンドを簡単にPICに移植できてしまった。
- ハードウェア支援SPI機能など一切使っていないコードだから当然と言えば当然なんだけど。
- しかし動作確認するにはOpenOCD用のDLLソースを激しく書きなおさないといけない。
- いっそのことAVR用とPIC用を統合したらいいのに・・・>俺
OpenOCD : PIC18spxをJTAGアダプターにする。†
- 高速化完了!
read more : pic18blaster
C:\pic18blaster>openocd.exe -f blaster.cfg -f stm32.cfg -f batch.cfg Open On-Chip Debugger 0.5.0-dev (2010-10-10-20:52) Licensed under GNU GPL v2 For bug reports, read http://openocd.berlios.de/doc/doxygen/bugs.html if load Info : only one transport option; autoselect 'jtag' 1000 kHz 1000 kHz adapter_nsrst_delay: 100 jtag_ntrst_delay: 100 =*= dummy_init(void) TARGET DEV_ID=14 VER=1.1 Info : clock speed 1000 kHz Info : JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) Info : JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Info : stm32.cpu: hardware has 6 breakpoints, 4 watchpoints TapName Enabled IdCode Expected IrLen IrCap IrMask -- ------------------- -------- ---------- ---------- ----- ----- ------ 0 stm32.cpu Y 0x3ba00477 0x3ba00477 4 0x01 0x0f 1 stm32.bs Y 0x16410041 0x06412041 5 0x01 0x03 0x06410041 0x06410041 0x06410041 0x06410041 Info : JTAG tap: stm32.cpu tap/device found: 0x3ba00477 (mfg: 0x23b, part: 0xba00, ver: 0x3) Info : JTAG tap: stm32.bs tap/device found: 0x16410041 (mfg: 0x020, part: 0x6410, ver: 0x1) Warn : Only resetting the Cortex-M3 core, use a reset-init event handler to reset any peripherals target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0x01000000 pc: 0x08000120 msp: 0x20005000 auto erase enabled Info : device id = 0x20036410 Info : flash size = 64kbytes wrote 37888 bytes from file main-2000.hex in 7.921875s (4.671 KiB/s) verified 36912 bytes in 0.671875s (53.651 KiB/s) shutdown command invoked =*= dummy_quit(void)
OpenOCD : STBEE MINIをJTAGアダプターにする。†
- 完成!
- OpenOCDはOK。
- avrwriter(HIDspx相当)も動作した。
- picwriterは
まだ動かない。--- 動くようになりました。 - pic24f_writerは未コンパイル。
read more : arm_blaster
OpenOCD : 次のテーマ(予定)†
- Arduinoのスケッチでやってみようと思うんだけれど、問題はATmegaが5V駆動なことなんだな。
- そのまえにArduino持ってないんで、そっち方面から。
- まず、基板はこれ。古いのを発掘した。
- 写真はPIC 18F14K50とATmega328搭載基板(Arduino機能互換)
- 今やATmega328は秋月で@250円なので、マイコンチップ2個の価格は合わせて450円しかしない。
- ファームはこれ
PIC14K50側
- usbserial-uno.zip
- 昔のファームとの違いは、単にDTRの出力論理を反転しただけのもの。
- AVRのリセットへ行く線はコンデンサカップリングのまま。(配線を変えるのも面倒だから)
AVR側
- http://www.arduino.cc/
- Arduino-0021をダウンロードして、PCにインストール。
- AVR側には、ブートローダーとして、Arduino-0021に入っているoptibootのmega328用hexを焼いた。
Arduino-0021のボード設定はunoがデフォルトになっていたので、そのままスケッチを転送して実行できた。
- サンプルにあった、Basics->DigitalReadSerialのボーレートだけ115200bpsに変えたものをコンパイル&転送して、 一応115200で受けてみてなんとなく動いているところまで確認した。
今日はここまで。
OpenOCD : 今度はArduino?†
まず、
- arm_blasterでAVRに書き込んだときにエラーする問題は対処した。
- 同じくarm_blasterでPIC24Fライターがビルドできるようにしておいた。
- たぶん繋げば焼けるはず。(PIC24Fって、需要あるのかな)
次、
- COMポートの列挙の実験 --- OK。
- COMポートのどれがArduino(OpenOCDポート)なのかを検索する --- あれ?出来ないんじゃぁ?
- COMポートとUSBデバイス名を紐付ける方法が無いらしい。
- ここに書いてあるんだけどユーザー名って面倒くさい。どうやって取得するんだろう。
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Arduino\preferences.txt
- しかしOpenOCDデバイス(Arduino)のスケッチを書き込んだパソコンで常に試すとは限らない。
- どっかに持って行って、OpenOCDを動かすときは、そもそもArduinoすら 入っていないので、preference.txtは存在しない。
- 急に面倒くさくなってきた。
Windows8はARMプロセッサ上で動作???†
- http://www.eetimes.com/electronics-news/4209600/Why-Microsoft-Windows-8-will-run-ARM?cid=NL_EETimesDaily
- 先般MicrosoftがARMのアーキテクチャーライセンスを取得した理由はこれか?
- つまり、デスクトップCPUは死んだ。
- これからはモバイルWindows8なのか?
まるで悪い冗談だ
- Atomの立場はどうなる?
OpenOCD : Arduino版の開発はペンディング?†
- 簡単に作れるのが分かった途端に、急激に興味が失せてしまった。
- それに5Vなので接続がやっかいだ。
ところで、Arduinoのスケッチを集積したCPANのようなサイトはないのだろうか?
- スケッチなんて、どうせ先にだれかが作っているに違いないと思うようになった。
久々に互換機組み立て†
- あまり変わり映えしないんだけれど、BIOSTAR(G31)のマザーをGIGA G41M-ES2Lのと取り替えてみた。
- CPUもCeleron420(1.6GHz single-core)からCeleron E3300(2.5GHz dual-core)に変えてみた。
コストは1万円と少し。
- オーバークロックは3.2GHz(FSB 1066MHz)までやってみたものの、Windowsがメモリーエラーを吐いて止まるので
- 逆にFSB533MHz(1.6GHz駆動)に落としてみた。
- ついでにCore電圧も1V未満にした。
- GIGAのEasyTuneでファンスピードも落として静かにした。
- Atomと比べると、ここまで落としても倍速×2CPUだ。ただ、G41チップセットの発熱はやや大きいのでどうしてもファンは回さなければならない。
- intelの石では、このあたりの組み合わせ(Core2の45nmCPUで最も廉価な当たり)が一番好きだな。速い安い旨い。
- チップセットの発熱がもっと抑えられれば尚良しなんだけれど、昔持っていた発熱の少ないSiS671マザーは、へたれてしまって不安定で使えなくなった。
- 現行のCore i3/i5はCPUもマザーも高価だし、性能比はCore2とあんまり変わらないので割高に感じる。
- その先の世代はどうなんだろう。性能が上がっていくのは確かだが、ユーザーニーズに合わなくなってきていないだろうか。
Android携帯は流行るのか?†
- iPhoneのキャリアがSBM一社であるので、他社auとdocomoは対抗馬Android端末を推しているわけで、流行り現象のひとつであることは確か。
疑問点
- iPhoneと同様に、パケットがだだもれ(自動的に大量発生する)になるので、パケホーダイを使わざるをえなくなる。
- そうすると月間維持費は(従来より)高くなる。
- それが嫌なら、IS01のようにSIMカードを抜いてWiFi専用機として使う(つまり携帯電話は従来のものを併用)しかしWiFi電波の無いところでは使えないのでそれはそれで不便な端末になる。
- PDAのようなものは昔もいくつか存在した。
- Psion->Palm(SONY CLIE)->WindowsCE->Sharp ZAURUS->NetWalker->...
- つまり、何が言いたい?
- PDAのカテゴリーに属する端末は、一時期は流行るけれど、いずれ廃れるものなんだ。
- iPhoneやAndroidが流行るのももしかしたら一時的な現象かもしれない。
- 通信料はたしかに頭の痛い問題ではあるけれど、端末としては衝動買い可能なレベルだ。
全然関係ないけど、うちには今もIBMのWorkPadとNECのMobileGear(WinCE)がある。
- さすがにPsionは持っていない。
- ZAURUSやNetWalkerについてはキーボードと字が小さすぎて駄目。手を出さなかった。
Appleという名のガラパゴス諸島†
マスコミやGIGAZINEが伝えないマジコン規制の本当の恐ろしさ
- iTunesミュージックストアが閉じたときのことを全然考えていなかった。
- PalmやCEが廃れたように、いずれはApple社にも落日の日が来る。(消滅したSunのことを考えるとよい。)
- そうすると何が起きるか。
- そうだ。今まで購入した楽曲やアプリが風化し消滅するのだ。しかもAppleにとってはなんのペナルティもなく合法的に!
- 現在所有しているiPhone/iPodが使えているうちはいいが、故障したり使えなくなったときには購入したデジタルデータは使えなくなる。
デジタル化というのは、そういうものかもしれないが、
- ありえない、というか許せない気持ちになる。
- 実際のところ、iPhone/iPodのリチウム蓄電池には寿命がある。(せいぜい数年だ)
- 現在は1〜2年でAppleは新製品を出し、皆がそれに買い換えるので蓄電池の寿命は問題視されていないが、Appleが新製品を出さなくなったらそこで終了だ。
- もちろん、AppleがiPadビジネスをやめる可能性はいまのところ少ない。
- しかし、新製品を出す、あるいは現行製品の供給を続けるという確約がされているわけではない。
- 電子機器を多く製造している共産圏のとある国が崩壊した場合にはやはり安価な供給は続けられなくなるだろう。
- iPhone/iPadの一時の繁栄は幻想に過ぎない
- iTunesによる囲い込みは、結局のところ、Appleという名のガラパゴス諸島にすぎないのだ。
これは、いまのうちに問題提起しておくべきことなのだ
MacBookがさっそくバラされている件†
- http://www.ifixit.com/Teardown/MacBook-Air-11-Inch-Model-A1370-Teardown/3745/1
- HDDみたいなやつは全部バッテリーか。
- ある意味爆弾抱えて歩くようなものか。くわばら
- Core2やめてA4プロセッサにすればいいのに。(そうすると後方互換性がなくなるし、iPhoneのSDKも動かなくなる)
STM8L-Discovery†
- http://jp.mouser.com/stm8ldiscovery/
- LCDがついた。
- もはや切り離せない基板。
PlayStation Move Teardown†
iFixit
- http://www.ifixit.com/Teardown/PlayStation-Move-Teardown/3594/1
- STM32F103VBT6
- CQ-STARMと一緒じゃないか。
ここにも解析している人が居た。
STM8S-Discovery基板を用いたOpenOCDライター†
- 動いた。
read more : stm8s_blaster
ちょっと良さげなキーボード†
ARCHISITE
- http://www.archisite.co.jp/archiss_as-kb87.htm
- 7980円
- 欲しいかも。
- どの軸を選んだらよいのだ?