H8S

2009-09 H8

H8Sジャンク改造計画

元ネタ:

  • 在庫限り商品なのでそのうち無くなるでしょう。
  • 通販で購入しましたが、露天商の軒先のダンボールに投げ込まれたような傷だらけの基板を想像していたのですが、
  • 実際はきちんと包装されていて外観はきれいなものでした。

(その1)

http://akizukidenshi.com/img/goods/L/M-01729.jpg

  • (その1)には液晶(?)表示器が2つ付いています。
  • 1つは7セグっぽいです。

(その2)

(表側)http://akizukidenshi.com/img/goods/L/M-01730.jpg

(裏側)http://akizukidenshi.com/img/goods/1/M-01730.jpg

  • (その2)は、電力消費をモニターするパネルのようです。
    • ボタンのシルク印刷には、今日、今月、前月、電力/金額、現在/累計、省エネ金額、とあります。
    • 何かの制御機器の制御盤の一部、でしょうか。


  • 1枚450円と500円ですが、解析と改造に半年づつくらい遊べそうな内容てんこもりです。
  • しかも、解析されている方々もいらっしゃるようです。
  • (すでに2007年ころから行われているようなので、2周遅れ?というかロングセラー・ジャンク???)





時間軸

  • とりあえず入手してみました。
  • 2枚の基板は兄弟のような製品の中身であることが判明。
  • 7セグ液晶は時計表示に使えそう。Z80(?)っぽいチップ東芝TMP87CH21Fが制御している。
  • DCプラグが9Vであることが判明
  • 通電してみました。

その1

  • /ATMEL_AVR/jpg/PIC/h8s2.jpg

ずっと起動中でした。



その2

  • /ATMEL_AVR/jpg/PIC/h8s1.jpg

電源基板には小型のリレーとトランスが実装されていて200Vくらいに昇圧されています。

リレーの高い音がうるさいです。

  • その1とその2は7セグ液晶周りのICがかなり異なっているようです。
    • その1は、丸い半球状の黒いエポキシ樹脂で固められたICがあるのみです。
    • その2は87CH21FというICが使われています。




(その1)諸元

CPUH8S/2144A20MHz (レジスタ間加算は20MIPS)
CPU内蔵Flash128kB0-1FFFF
CPU内蔵RAM4kBFFE080-FFEFFFなど
外部SRAMIS62C1024:128KB0x200000-0x21FFFF
外部フラッシュROM:1SST39SF040:512kB0x400000-0x47FFFF
  • 性能的には、マイコンとしては高機能な部類だけれど、
  • uCLinuxが走ると言うわけでもないという、めっちゃ中途半端な容量。
  • まあ、PIC24Fと比較して、アーキテクチャーが多少まともであることと、
  • レジスタ長が32ビットでまがりなりにも32ビットアーキテクチャーなことが利点。
  • 外部FlashとSRAMにはしこたまWAITが掛かるんだろうけど。

単なる節電記録簿メーターとして見た場合、なんでこんなに外部RAMとFlashがいるんだろうとか思わないでもない。

  • けれど、内蔵4kBでは明らかに不足だし、長期記録するには外部Flashは必須なので(容量的には4Mbitなんで今となっては別に大きいわけではない)こんなもんだろう。





リンク

ほんとうの元ネタはこれらしいです。

あせあせさん。(その1)クラブ。

(その1)

(その2)

(その1)を使うにあたって。

(その1)時計

あしたなにしよぉぅ

H8Sマイコン付基板(その2)をいじる(その1)

てくのろぢ〜の無駄遣い@catroll

H8/300Hモニタ h8mon ver. 0.80 マニュアル

H8/300H用OS「GadgetSeed」とGadgetSeedのプラットホーム「GadgetBase」の開発ページ