2010-01
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あけますた。†
1月†
暗黒物質==Higgs粒子?讀賣新聞†
他のニュース
LHCも再稼動始めるので、
   たぶん2010年は暗刻の年に違いない。
- 暗黒物質というのは、通常物質とほとんど(まったく)相互作用しない物質なので、黒かったり暗いわけじゃない。
 - (目に見えないし光も遮らないし、すぐそこにいたとしてもこの世の通常物質で作った装置ではほぼ検出不能)
 - むしろ、透明物質というか幽霊物質と呼んだ方が解りやすいはず。
 - 5次元がどうこうとか言っているので、3次元空間を離れて、むしろあの世のものに近いかと。
 - 質量は一応あるらしいので、重力だけが手がかり・・・。まあその重力も余剰次元から漏れてきているものかもしれないし。
 
レノボ Skilight発表、Snapdragon採用のLinuxスマートブック†
- で、いつも思うのだが、LinuxベースなMIDってのは、はたして 需要あるんかいね。
 
- もちろん、FreeBSD(?)ベースな携帯電話とかMP3プレイヤーの需要がすごくあったのは知っているけれど
 - FreeBSD(?)ベースだったから、とか、ARMだから売れたわけじゃないのはもちろん知っている。
 
- つまり、今のネットブックが薄くなって軽くなって安くなった(当社比3割減のような感じで)ような製品が今後出てきたとして、OSとかカーネルのバージョンとか開発環境とか使い勝手なんかは、まあどうでもいい(特にこだわらない)という人達(一般人)にとって、爆発的に売れるような要因はあるのだろうか考えると、うーんと考え込んでしまう。
 
- そうすると、また勝者は林檎屋の一人勝ちになるのだろうか・・・。
 
- 21世紀の今頃になって、電子ブックリーダーの潜在需要はかなりあるらしいので、20世紀のSONYは時代をあまりにも先取りしすぎて失敗したんだよなー。(昔の奴は光学メディアだった)
 
面白動画:AA対決†
ARM Cortex-A9開発キット vs Atom N450 ネットブック
- http://japanese.engadget.com/2010/01/05/arm-cortex-a9-vs-atom-n450/
 - Cortex-A9は500MHzらしい。
 - HTMLレンダリングにおいて、やっぱ1.6GHz対0.5GHzの速度差はあるよ。
 - クロック当たりの性能はAtomとARMで大差ないんだろうね。
 - むしろビデオチップ性能はAtomのほうがはるかに上行ってるはずなんだけど。(この程度の描画ではビデオチップ性能は直接影響しなさそうだ。)
 
- ARMだって2GHzに到達しそうなんだから、もうアーキテクチャーごとに棲み分けする時代は終わったのかも。
 - パソコンではなくて、単機能デバイス(電子ブックリーダーとかね)に特化する(つまり専用ファームで動かす)ならARMで決まりだね。
 
ATtiny2313によるもうひとつのUSB-シリアル変換器:AVRterm v2†
- 必要に迫られて作成した。
 - マザーボードをAMDからintelに乗り換えたため、usbRS232が38400bpsに追いつかなくなった。
 - こういう場合、NEC製のUSBホストPCIカードを挿して使ったりするのだが、買いに行くのが面倒になったので、ソフトウェア側で対応することにした。
 
read more : AVR_term
- どうして38400bpsが必要なのかというと、こういうことだ。
 
- またSeagateのHDDがやられたらしい・・・。
 
64bit Windows上でもintel8086 の16bit版 COM/EXEファイル (Vz,FD,turbo-c e.t.c)を動かしたい。†
VTDOSはWindowsコンソール上で動作するV-TEXT/DOSエミュレーター
- 今や16bit EXEすら、cp/m-80並みの扱いになってしまったか。(WindowsのDOS窓では動かない)
 - 中身はソフト処理のみの8086エミュレータらしいので遅いということなので、ついでに8086-8MHz時代のノスタルジにも浸れるかもしれない。
 
と、思ってベンチしてみたら・・・
VTDCMD|C:\BIN\DOS>cpubench -i
80X86 CPU Speed TEST v0.980 Copyright 1992 ZOBplus Hayami
DHRYSTONE 30000 LOOPS
Execute memory area: 2000:0000 ->2000:1C28
CPU Type: 80186 Not FPU
Ratio to the first PC9801 :209.39
            Execute time : 00.33 sec.
VTDCMD|C:\BIN\DOS>dhrydos.exe Dhrystone Benchmark, Version 2.0 (Language: C) Program compiled without 'register' attribute Using TIMES: User_Time = 67 tics Microseconds for one run through Dhrystone: 11.2 Dhrystones per Second: 89552.2 Dhrystones Mips (VAX11/780 = 1.0 Mips): 53.9 Mips
意外と速い。
- 生のCore2 2.4GHz上のDhryは1800Mipsだった。
 
- メモリーは630kBも空いている。
VTDCMD|C:\BIN\DOS>vmap VMAP Version 2.01 Copyright (C) 1989-91 by c.mos addr PSP blks size owner/parameters hooked vectors ---- ---- ---- ------ ------------------------- ----------------------------- 0081 0138 2 22368 vtdcmd 00 23 05F9-A000 1 630880 <free> ----- EMS ver4.0 (frame: EC00h) ----- handle pages size name ------ ----- ------ -------- free 2048-32768k total 2048-32768k
 - もちろんPCには2GB積んでいるので、その1/3000しか使わないわけだけど。
 
欠点として、104などの英語キーボードに対応していないようだ。
- 英語キーを使っていても打ち込んだ文字は日本語配列として変換されてしまう。
 - config.sysに何か入れないとだめなのか?
 
もうひとつの8086エミュレータon X86_64†
MSDOS Player
- こちらはcpubenchの結果が1000オーバーになる。
 - ソースコードが同梱されている。
 - なんとmain.cpp 1本釣り。シンプル!
 - 普通の8086インタープリターなのに、どうしてこんなに速いんだろう。
 - 残念ながらVzは動かなかった。
 
COP15などの温室効果ガス削減交渉†
126年間交渉しても参加国の合意には至ることはない
削減交渉は完全に失敗である。 温室効果ガスを排出しないテクノロジーの開発を急いだ 方がはるかに合理的である。
(126年後には、CO2の原材料である石油が手に入らなくなる確率のほうが高いが)
- 仮に、国家崩壊->統合M&Aがおきて世界政府が樹立したとしてもなお、地域間での削減折衝はまとまらないわけだ。
 
- もちろん、地域間に限らず、業種間、企業間においても利害は衝突するばかりで、折衝がまとまるすべはない。
 
- 本当に地球の危機だと考えているなら、排出権取引などもってのほか。
 - 根元を断つしかない。石炭石油のようなCO2原料そのものの産出量を制限するしかない。
 - 仮にその結果石油が暴騰するとしても、だ。
 
- 温暖化データ捏造事件に見られるとおり、これは国家間のエコ詐欺であり、第二の金融詐欺(錬金術)なのだ。
 
たしかに、こんな詐欺を国家間でやっている暇があるのなら、とっとと太陽光発電プラントを大量に建設するとか、核融合発電の開発に資金を投入したほうがどれだけ建設的だろう。
MSDOS Playerのベンチ†
- なんか速すぎるなーと思って、再計測
 
MSDOS Player上での実行
C:> msdos dhry.exe Using TIME: User_Time = 70 secs Microseconds for one run through Dhrystone: 7.0 Dhrystones per Second: 142857.1 Dhrystones Mips (VAX11/780 = 1.0 Mips): 86.0 Mips
生WindowsXP 32bit上での実行
C:> dhry.exe Using TIME: User_Time = 3 secs Microseconds for one run through Dhrystone: 0.3 Dhrystones per Second: 3333333.3 Dhrystones Mips (VAX11/780 = 1.0 Mips): 2005.6 Mips
- ループ回数は入力が正しく動かないので、1000万回固定。ループカウントはlongに改造済み。
 - 数値がvtdosより多めに出ているのは、Core2のクロックが高いため(2.4GHz C2Q -> 3.0GHz E5200 OCに変えたため)
 - DHRYDOS.EXEは10年前のバイナリーだったが、今回の1000万回固定dhry.exeは lsic-86でわざわざビルドしたもの。
 - たぶんDHRYDOSはTurbo-Cだった(と思う)
 
結論:
- インタープリタ式のx86エミュレータは速度比で、20:1〜30:1程度に低下する。
 - MSDOS Playerでのcpubench -iの計測結果は(たぶん)ガセ。実際の速度はvtdosと大差ないと思われる。
 
- となると、XP〜Win7 32bit/64bit環境のNTコンソール上でVzを使うならvtdosがもろお勧め
 - 速度比は30:1程度だが、VMWare(Player)内の別バージョンWindowsを立ち上げる場合と比べ、
- 気軽さが全然違う。
 - ファイルシステムが参照できないとかの痒さがない。
 - NTコンソールの窓サイズを自由に広げられ、その中でV-textなVzなどを使用できる。
 
 - というメリットが大きい。
 
WindowsCEは死んだ。だいぶ昔に。†
Windows Mobile 7について知るべきことはたったこれだけ
- つまりZuneHDの名前がWM7に変わるだけ?
 - WM7は、出る前に死んだも同然。
 
- 逆の見方をすれば、SONY PSPの対抗馬が1つ増えた、ってこと?(もう1つはiPod Touchね)
 
Linux:grep -iが(異常に)遅い件†
- 7不思議
 
論より証拠
- file.txtには foobarなんていう文字列は含まれて居ない。
 - file.txtは適当なCソースを連結して3MB程度になったものである。(このさい連結の必要はないのだが他の要因を除くためそうしてある)
 
$ time grep -i foobar file.txt
real 0m17.897s user 0m17.897s sys 0m0.000s
$ time grep foobar file.txt real 0m0.006s user 0m0.004s sys 0m0.004s
- grepのバージョンは以下の通り。マシンはDebian 5.0 (Lenny) x86_64 , C2Q 2.8GHz程度だ。
 
$ grep --version GNU grep 2.5.3 Copyright (C) 1988, 1992-2002, 2004, 2005 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
- で、これは64bitの問題なのかどうかを調べるため、わざわざ32bitのDebian5.0上でも 試したが、傾向は同じだ。
 
- ところでVineLinux 5.0上のgrepでは、確かに '-i'オプションを入れると遅いが、ここまで酷くはない。(32bit,64bitとも)
 
VineLinux:$ time grep -i foobar file.txt real 0m0.223s user 0m0.220s sys 0m0.000s
VineLinux:$ time grep foobar file.txt real 0m0.005s user 0m0.000s sys 0m0.004s
- VineLinuxのgrepのバージョンは2.5.1だった。
 
- はっきりいって、3MB程度のテキストをgrepするのに17秒は、やりすぎだろ
 
誰がこんなbugを混入したのだろうか?
grep:自己解決(解決ではない)†
- 原因はLOCALEだった。
 - LANG=ja_JP.EUC-JPだと、上のような結果になる。
 - LANG=Cだと 普通に速い。
 - UTF8でも遅くはなるが、極端ではない。
 - EUCに限り、異常な遅さになる。
 
しかし、持ってるテキストは全部EUCなんだな。
デル、最長約8時間半駆動のネットブック「Inspiron Mini 10」†
発売中 価格:BTO
- http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100121_343732.html
 - やっとデた。
 - 42,980- 高けー。
 - USAの奴は3cellだけど$299-
 - 3cell分バッテリーの価格差が1万3千円もするとは思えないし、国内版の6cellは高性能でないほうだ。
- Mini11zの場合、6セルに変更すると5千円以上upする。ならばだ、3セルモデルを出してくれ。
 
 - それに$1=90円だろボケ! --->最初は1ドル140円スタートらしいです。>DELL
 - 重くなっている。3cellでいいから軽くして。
 - あと、デザインがMini10vと比べて変わった。バッテリーははみ出ないけど奥行きが伸びて液晶ヒンジの位置が変わっている。パームレストの色も変わっている。色は良いけどデザインは10vのほうがいいな。
 - メモリーは1GB固定で、公式見解としては増設出来ないっぽい。本当のところどうなんだろう。DIMMだったら2Gに交換できるかもしれないが、チップが張り付いていると無理だな。
 
- メモリーを足したいのならMini11zを選択すべきなのかもしれない。値段差も大きくない割りには2GBになってセレ1.3GHz(Atom換算だと優に2.6GHz)になる。だけどファンレスじゃなくなるのが嫌だなぁ。
 
- 英語キーが選べるのはDELLとLenovoくらいしか、ない。(SONYは+5000円、XP選択はない。)
 - しかしlenovoのネットブックに限ると英語キーが選択できないし、WindowsXPも選択できない。
 
つまり、Atom N450のネットブックで、英語キーボード限定、WindowsXP限定となると(日本国内で買うならば)選択肢はほぼDELL一択に狭まるのだった。
困っている。
- 発熱に目をつぶってMini10vの安くなったタイミングで買うべきだったのだろうか・・・。
 - 今の売れ残り(失礼)Mini10vは英語キーの選択が出来ない。
 
国産品では、FRONTIERがベアボーンっぽいネットブックを提供している。
- http://www.frontier-k.co.jp/direct/u/g79111/
 - こちらはメモリー2GだろうがHDD500Gだろうが何でもありだ。ただ残念なのは英語キーがないことだ。
 - OSなしも選べるのでubuntuでもChromeでも何でも入れられる。
 
iPadに対する否定的な意見†
http://wiredvision.jp/news/201001/2010012821.html
- iPadは何であるのか?何でないのか?
 - まさしくiPhone(もしくはiPodTouch)の延長線上にある製品である。
- これは、Appleが所有するマーケットプレイス内でユーザーにデジタルコンテンツを買い物させるための端末である。
 
 - 拡張の仕方は任天堂DSiLLよりずっとまともである。
- 任天堂DSiLLはDSiの寸法だけ大きくして、何のエンハンスメントも行われていない。解像度ですら。
 
 - iPadは少なくとも解像度とCPUを強化している。当たり前だが。
 - NetBookやAndroidとの違いは?
- もちろん、同様のサイズで同じような機能を持った端末ならいくらでもこれから出てくるであろうが、
 - Appleの製品であること。唯一Appleだけが音楽、書籍などのダウンロードを全て管理することが、他の製品と決定的に異なる点である。
 
 
- そんなことはどうでも良いが、Apple-A4というプロセッサに付いては情報が少ない。
 - 公開情報では、ARMアーキテクチャーでクロックが1GHzのSoCであるということくらい。
 - 性能的にはAtomN450より下だと思うが、nVidiaのTegraとさほど変わらないのではないかとも思う。
 - Tegra2ではCortexA9のDual(+ARM7 1個おまけ)なので、はたしてiPadがiPhone3G比でどの程度の性能を持っているのか、ということと、SoCの中身の構成(DualCoreなのか、Neonのようなアクセラレータを含むのか?)だけが気がかりか。
 
http://en.wikipedia.org/wiki/Apple_A4
http://hfo.jp/2010/01/28/dissecting-the-apple-ipad/
- PA Semiを買収して作らせた割には、普通にCortex-A9 (MP Core?)とPowerVRなどのIPコアの詰め合わせのようにも見える。もっとも、PA SemiはPowerPCアーキテクチャーでローパワーな組み込みCPUを設計していたので、消費電力を抑える技術を買ったという見方もあるのかもしれない。
 

