2008-04
FRマイコン、来たー†
- interface 2008.5付録基板。
FRマイコン続きを読む...
FRは評価だけやって終了。結論としては、†
- OSD機能は面白いけど、使えない奴。
- USBホスト機能があるが、とりあえず使い道がないので放置。
- フリーの開発環境は存在しない。
- 40MHzのCPUは遅くない、というかH8と比べると数倍速い。
- 何故か512kのFlashと
512k(サイズははっきり分からないがたぶんこの1/4くらい?)のCGROM(これもFlash)搭載。 外部バスにSRAM増設可能。外部バスは出ていない。
次のDWM付録STM32基板についての情報。†
- 72MHzのARM Cortex-M3である。
- Flash128k、SRAM20k、12bit ADC(1Mサンプル)
- USB内蔵、SDカードスロットを増設可能らしい。
- 命令セットは32ビットARMではなく、16ビットのThumb2だけ。
- 外部バス無し。
こうやって比較してみると、(μC)Linuxが走るのはH8/3048Fしかないんだよなー(とてつもなく遅いけど)
Atom正式発表†
http://japanese.engadget.com/2008/04/02/atom-numbers/
- 一番安いCPUは$20で、チップセットは一律$25だ。(チップセットのほうが高い)
- $20はインテルにしては破格だと思う。VIAでもこんなに安くはない。
- 当初計画よりクロックは低めだった。
- 結局2GHzには到達せず、1.8Gは歩留まりが悪いのだろう。思い切り価格を上げている。
- 消費電力を下げるため意図的にHTをOFFにする製品も多いらしい。やっぱりHTは電気喰いのようだ。
- 一方、デスクトップ製品(Diamondville)のほうはCPUのTDP4W(シングルコア)と低めなものの、
- チップセット(945)が22W消費する。
- SiS671もインテルが公式に採用しているが、SiSを使うとチップセット側が8Wになるらしい。
- Atomのどこが偉いかって、64ビットモードも含め、Core2側の命令セット互換を実現していることだ。
Atomに関する私見。
- 同クロック性能ではCore2のシングルの1/2程度なので仮に1.8GHzだとしてもPemtium-Mの1.1GHzより遅い。
- それじゃあまるで、Pentium3からPentium4に移行した状況と変わらない。(Pen4の1.7GHzがPen3の1.1G程度だった)
- SCHがメモリー1Gまでなので、Vistaを動かすのはきつい。そもそもモバイル機器にくそ重いVistaなんか要るかい。(デスクトップでも重いのに)
- じゃあLinux?
- LinuxだったらARMのままでいいじゃん。
- intelはきっとiPhoneに採用して欲しいんだと思うけれど、
- CPUとSCHを統合して45nmにしたとしても消費電力的にまだきついんじゃないか?
- そこで力技のULVとクロックダウンするなら、
- きっとそのころのARMのほうが速くなってるよ。
- EeePCは現在PentiumMの900MHzだけれど、これをAtomの1.8GHzにリプレースしても速度はあんまり 変わらないと思われる。
- メリットは、ダイの小型化と冷却機構の簡略化と、あと、intelにとって安く生産出来ること。
- そしてチップセットで利幅を・・・
- ああ、64ビットコードが動くけれど、それって、今のところどうでもよいし、モバイル用途に限ってはなおさらどうでもよいことかも。
DWM付録基板:入手出来ず。†
- 本屋店員談「売り切れのようです。1冊しか入荷していないので・・・」
バッキャロー(byメルコ)
- だいたいDWMなんて普通の本屋に置いてないし。
- 秋葉で買っときゃよかったんだ・・・ブツブツ。
- 祭りに乗り遅れた感じ。
- シンセアンプラグドさんのHPで、早速STM32用のFM音源が動いているらしい。
- 仕事速っ。
- FR60比でSTM32の72MHzは3.3倍速らしいです。
DWM基板入手したっ!†
かえるは飛んだ
- 結局若松の通販を利用。
- この基板2480円したけれど内容濃すぎ。
- 真面目に活用するなら5000円分くらいの価値はある。
Virtual COMポートにteratermを繋いでみるものの、何も応答がない。
- 壊れてる?いや?
- teratermから '*' を送ると、3軸センサーの測定値がエコーされてくるようだ。
- USBの先にあるのはあくまでも'仮想'COM Portなので(つまり、RS232Cのようなシリアル信号はどこにも介在しないので)ボーレート設定はなんでも良いようだ。
付いてくるCコンパイラは2種類ある(KeilとIAR)がどちらもお試し版だ。
- keil:(RealView) コードサイズ16kまで。
- IAR :コードサイズ32kまで。
- 試用期限はない(無期限)
- STmicroから提供されているライブラリはソース付きなので、gccでも何とかなる?
FRマイコンに48MHz(正方形、秋月で100円)を繋いだ。†
- シンセアンプラグドさんのHPによると、OSDのドットクロックを48MHzに設定してXtal端子にぶちこむという技があるらしいが、まあ100円だったので普通に水晶モジュールを接続。
- しようとおもったが、もろにPROGジャンパーピンにあたる。
- スイッチングレギュレータのコイルにもあたる。
- しかたがないので、水晶モジュールの金属製つばを1mm以上やすりで削った。
- モジュールをはんだ付けしたあとで、NMIジャンパーともかぶることに気づく。
- まあいいや、NMIにはジャンパーピンいらんだろ。
動作チェックはまだやっていない。
- 秋月の今月の商品に、15ピンVGA用DSUBコネクタが出ていた。これも100円。
- しかし、そのまえにわし、ジャンクのビデオカードからVGAコネクタをもいで実装したのであった。
- ハンダ吸い取り線で取ったのと、結構古いジャンクカードだったので、ちょっと汚れが気になるか・・・。
100円なら、ついでに買ってたかもね。
付録基板はツンデレ、じゃなくて積読状態か?†
- とりあえずコネクタは実装した。
- サンプルHEXとか、シンセアンプラグドさんのFM音源を試したら、そこで終了だ。
- いまいち、自分で何かを書こうという気が湧いてこない。
- FM音源の人は凄いなぁ。全制覇してるし、仕事速いし、深く追求されてるし。
- FR60には実は外部RAMが付けられないと分かると、急に萎えた。(ARMのほうはさいしょからそうだが)オシロとかロジアナもどきを考えていたので。
- その点だけでは、H8/3048Fは偉いぜ。外部DRAMもOKだし。
- 秋月でSH2/Tiny(SH7125F)の基板が2000円で販売されるらしい。
- 安くなったものだ。
- クロックは50MHz、128kフラッシュ、8kRAMだ。
- というか、CPUばかりいろいろ摘み食いしていても仕方が無いだろ。
目的はあるのか?
- AVRUSBの限界であるLowSpeedから脱却したい。
- そのためにFR60やSTM32に手を出した(つもり)
- ATtiny2313のRAM容量128バイトという限界からも脱却したい。
- だが、残念なことにFRやSTM32はRAMがそれほど多くない。
- 簡易オシロとかロジアナ用途には足りない。
I/Oポートの先にSRAMぶら下げるのって、効率悪いだろうなー。
- 今なら、安くなったSDカードをSPIモードで繋げばとりあえず外部ストレージにはなるけど(それでも遅い)